渡久山酒造 渡久山研悟 七年熟成限定古酒

2015.01.03わしたショップ通信販売


 

ダイバーに愛される宮古ブルー、伊良部島

伊良部島は、東京からだと南西におよそ1800km、沖縄本島(那覇市)からだと南西におよそ300km、弓状に連なる琉球弧のほぼ中間に位置します。

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宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島、多良間島、水納島からなる宮古群島のひとつで、隆起サンゴ礁の琉球石灰岩からなる29平方キロメートルほどの小さな島です。

ひときわ青くグラデーションが美しい「宮古ブルー」と称される海は格別で、海岸線には日本の渚・100選に認定された遠浅の浜「佐和田の浜」や、きめが細かい真っ白な砂浜が印象的な「渡口の浜」などの美しい海岸線があり、至るところにダイビングポイントが集中していることから多くのダイバーに愛されている島でもあります。

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宮古島からは北西約5kmに位置し、佐良浜港(伊良部島)と平良港(宮古島)の間に定期船が運航していましたが、2015年1月からは宮古島の平良港トゥリバー地区と伊良部島東南部の長山の浜近辺を結ぶ『伊良部大橋』が開通する予定です。

伊良部大橋は、本橋部分の全長が3,540mに及び、取付道路は2,960mで伊良部島側取付道路の一部は約600mの海中道路とされる予定です。本橋部分と取付道路を合計すると、全長は約6,500mとなり、通行料金が無料の橋としては日本最長となる大橋です。

 

老麹、低温発酵、常圧蒸留、こだわりの渡久山酒造
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そんな伊良部島にある渡久山酒造は、1946年(昭和21年)に渡久山知章氏が創業した小さな島の酒造所です。その後、農業指導者でもあった二代目の渡久山知照氏により、伊良部島の豊作を祈願して命名された代表銘柄「豊年」が誕生し、現在も通好みの泡盛として根強いファンに支持されています。

伊良部島の豊富な地下水で仕込水や割り水に用いて造る泡盛は、華やか爽やかな香りがあり、芳醇でまろやかな甘く優しい口当たりが特長です。

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沖縄産の黒麹を使用し、製麹棚では、原料である麹菌を長時間(三日間)寝かせて生育させる老麹製法で、酒の旨みをより強く引き出すことにこだわっています。また、醪(もろみ)は、古酒向けのコクがある泡盛が出来るといわれている低温発酵でゆっくりと時間をかけて仕込んでいます。

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そして、熟成した醪(もろみ)が、フルーティーな香りを醸し出すときを見極め、常圧でじっくりと蒸留することで、風味がしっかりと醸し出され、繊細で甘味を感じさせる仕上がりになっています。

そのほとんどは島内で消費されるため、流通量は少ないものの、熟成を経た泡盛のみを出荷するなど、こだわり抜いた製法と味わいを大切に守り続けている酒造所です。

 

廃業を乗り越えた杜氏「渡久山研悟」の決意
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そんな渡久山酒造も小さな酒造所ゆえに廃業の危機が訪れます。そんな中、先代、渡久山毅氏の味を守りながらも、追いつき追いこそうと日々試行錯誤を繰り返しながら奮闘したのが、現在の四代目、渡久山研悟氏です。

跡を継ぐことを決意し、曾祖父でもある創業者から引き継がれてきた味わいを大切に守り続けて出来上がった泡盛「豊年」を7年間寝かした古酒が、その名も「渡久山研悟」です。

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杜氏としての信念・誇り・自信、すべてを詰め込んだ納得の泡盛に仕上がったと自負し、だからこそ、その味に恥じぬよう杜氏本人の氏名が命名されています。

この度、伊良部大橋開通を記念して、1000本限定で(シリアルナンバー入り)、7年古酒をブレンドせずに100%のまま瓶詰めし、わしたショップオンライン(通信販売)限定で先行予約受付いたします。※商品は2015年1月25日以降に順次出荷いたします。他商品も一緒にご注文の場合は、他商品も一緒に2015年1月25日以降の出荷となりますので予めご了承ください。※期間限定販売となります。

 

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